成績アップの食事(学力アップに必要な栄養とは?)
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成績アップの食事

 子どもの成績をあげる(頭をよくする)ためには、どのような視点で食事について考えていけばよいのでしょうか。食品には次の3つの機能があります。
・一次機能 生命維持のための栄養機能。
・二次機能 食事を楽しむための味覚機能。
・三次機能 体調のリズム調整や生態防御、疾病予防、疾病回復、老化防止などの健康を維持する体調調整機能。
これら3つの側面から、成績アップの食事について考えます。

■『生命維持のための栄養機能』
 毎日の3回の食事で栄養素が十分に取れて、健康も維持できるというのが一番自然であり、理想的な姿です。でも、現実はどうでしょう。忙しい日々の食生活は乱れがちで、栄養バランスの偏りは否めません。成績アップのための食事を考える上で、まずは一次機能である生命維持のための栄養素がきちんとバランスよく摂取できているかを考ることが大切です。人間が生きていくうえでは、40-50種類の栄養素が必要とされています。特に栄養素のうち「タンパク質」「糖質」「脂質」は体をつくる材料(3大栄養素)、そしてそれらの働きを助ける「ビタミン」「ミネラル」(5大栄養素)があります。このように5大栄養素を意識して、できるだけ過不足なく食事に取り込むことが成績アップの下地づくりになります。

■『食事を楽しむための味覚機能』
 「おいしいものはおいしい」「みんなで食べるとおいしい」など、自分の感情を自然に表したり、集団活動のなかで上手に行動できるようになることも成績アップのための大切な下地になります。手作りの料理や旬の食べもの、住んでいる土地の特産物などをできるだけ食事に取り入れることで、日常の食生活に変化がおきて学習意欲に結びつくこともあります。例えば、お母さんがカレーライスをつくったとします。カレーライスの材料はどのご家庭でもだいたい同じかと思いますが、もしかしたら好き嫌いがあってじゃがいもが入ってなかったりとか、毎回工夫していろいろなカレーライスに挑戦しているなど、それぞれのお母さんで”こだわり”があるかもしれません。ここで大切なことは、”味の変化”と”お母さんが子どものためにつくってあげたという事実”なのです。「あれ、今日のカレーのにんじんは甘いぞ。いつものにんじんと品種が違うのかな。」とか、「今日は肉がいっぱい入ってる。スーパーの特売でもあったのかな。」など、子どもは食の微妙な変化を見逃しません。そして、それらの変化が物事をいろいろ考える機会につながります。
 また、「今日はおかずが少ないな。お母さん、体調悪いのかな。」など、食事の影響は家族の人間関係まで広がります。子どもは、お母さんがいろいろ考えて食事の用意をしてくれている姿をみて、自分も何かがんばるぞという内発的な動機付けをもつことができます。その意味で、子どもにとってお母さんとは人生最大の先生なのです。

■『健康を維持する体調調整機能』
 ここでは、栄養バランスのとれた食事をきちんととることが大切であるという前提にたって、脳の成長と活動にかかわる栄養素について考えます。
グリア細胞 ヒトの脳には約140億個の神経細胞(ニューロン)があると言われていますが、この細胞は胎児のうちに(妊娠約7ヶ月頃までに)出来上がります。生まれた後に神経細胞が成長にともなって増えることはないと考えられています。妊娠後期から胎児の脳内で増えるのはグリア細胞と呼ばれるもので、この細胞は脳内の栄養物質や代謝物質の交換のために働き、神経細胞の活動を手伝います。この細胞もまた、生まれてから6歳になる頃には成人並みの数に達すると言われています。つまり6歳までの間に栄養(特にタンパク質)が足りないと、神経細胞の発達が悪くなり、グリア細胞の増殖も妨げられ、知能に重大な影響を与えます。そして、一度発育が阻害されると、栄養を改善しても二度と回復することはありません。
 そして脳が活動するために必要な栄養素は、糖質それも血液中のブドウ糖のみです。体に蓄えることのできるブドウ糖の量は極わずかです。ですから、ご飯を3回の食事で規則正しくとることなどで、脳のエネルギーであるブドウ糖を定期的に補う必要があります。
 近年、脳の成長に重要な栄養素としてレシチンやDHA(ドコサヘキサエン酸)が話題になったりしていますが、全て自然の食品に含まれているもので栄養バランスのとれた食事で摂取することができます。サプリメントなどで手軽に補給することも可能ですが、あくまでも”補給”です。お母さんが栄養バランスを考えて愛情がこもった食事こそが、子どもの成績アップのための食事に他ならないのです。

 

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